| ◆2007年度 |
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展覧会 <展示室1〜3>(木田金次郎作品展示) |
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展覧会 <展示室4>(企画展示・貸館) |
秋から冬を迎える常設展
「やっぱり木田金次郎!」
2007年11月7日(水)〜2008年3月30日(日)
1994(平成6)年、町民の熱心な設立運動が実を結び、木田金次郎美術館が開館しました。
以来13年、画家の故郷と制作現場にある美術館として、全国の皆様に木田金次郎の魅力を発信してまいりました。
木田金次郎のファンは全国にいらっしゃいます。岩内町民が美術館を支え、美術館が画家の魅力を発信し、全国各地の方々がいつでも木田の作品に向き合うことができる――。時代を超えてなお輝き続ける木田の画業を発信し続けることは、地域の責務でもあります。一方で、美術館を取り巻く情勢は厳しさを増しているのも現状です。岩内町は財政再建の一環として、今年度より美術館の冬期休館を打ち出しましたが、開館以来、美術館の管理運営を担っている岩内美術振興協会(指定管理者)は、「発信し続けること」を目指し、通年開館いたします。今回、その最初の冬にかかる展覧会を「やっぱり木田金次郎!」としてお贈りいたします。 今回の展覧会では、全国の木田ファンを代表して、各界で活躍されている5人の方に、木田金次郎の魅力についてメッセージを寄せていただきました。それぞれの想いがこめられたメッセージを、美術館収蔵作品とともにご覧いただくことで、新たな木田作品の魅力を見つけていただければ幸いです。
全国から岩内へ――。
木田ファンからのメッセージ。
○池内 紀 ( ドイツ文学者・エッセイスト )
○西村 由紀江 ( 作曲家・ピアニスト ) ○澤登 翠 ( 活動写真弁士 )
○斎藤 弘美 ( 岩内観光親善大使・フリーアナウンサー ) ○
窪島 誠一郎 ( 「信濃デッサン館」「無言館」館主・作家 )
特別展示 木田金次郎の交流圏 「橋浦泰雄−旅への導き」展
2007年7月4日(水)〜11月4日(日)
平成19年度特別展示 木田金次郎の交流圏「橋浦泰雄―旅への導き」展を開催いたします。
木田金次郎(1893-1962)は、故郷岩内で描き続けた北海道を代表する画家のひとりです。
木田は大正時代、有島武郎(1878-1923)の小説『生れ出づる悩み』で描かれ、広く知られることになりますが、有島をはじめ、様々な分野の人たちと交流を重ねていたことが次第に明らかになってきました。 ここ数年、木田金次郎美術館では「木田金次郎の交流圏」をテーマに特別展示を開催いたしておりますが、今回は大正末期から木田と交流を重ねた日本画家の橋浦泰雄(1888-1979)との交流を紹介いたします。 鳥取出身の橋浦は、若き日には作家を目指していましたが、自ら「画工」と称して日本画を描き、兄が住んでいた札幌をたびたび訪れ、日本画の個展も開催するなど、北海道との関わりも深い人物です。また、有島武郎とも交流があり、有島の『惜しみなく愛は奪う』に重要な示唆を与えた人物として同書に名前が記されています。様々な顔を持つ橋浦ですが、特筆されるのは民俗学者としての姿でしょう。そのきっかけは、大正末期に橋浦が岩内を訪れた時、木田の漁師時代の見聞から、下北半島の尻屋村に「原始共産制」が残っているという話に、橋浦が関心を持ったことによります。 この話をきっかけに橋浦は柳田国男の門を叩き、民俗学者として全国各地の調査を重ねます。今回の展覧会では、橋浦が旅先から兄弟などに宛てた「絵たより」を中心に、有島武郎関連資料を交えながら、岩内をはじめとする大正末期の北海道内外の風景をご覧いただくとともに、橋浦の旅の軌跡と、このとき橋浦と旅をし、北海道で建築家となる決意をした田上義也(1899-1991)も含めた木田の周囲の人物との交流の様子を紹介します。貴重な大正期の「絵たより」を軸に、画家・木田金次郎、民俗学者・橋浦泰雄の旅立ちを、そして今日の私たちが出会いと人生に思いを馳せる機会となれば幸いです。
春の企画展 「有島武郎と木田金次郎」 −岩内町郷土館収蔵資料とともに−
2007年4月4日(水)〜2007年7月1日(日)
木田金次郎(1893-1962)は、有島武郎(1878-1923)の小説『生れ出づる悩み』の主人公のモデルとして広く知られています。ふたりが出会ったのは1910(明治43)年、まもなく100年を迎えようとしています。出会った当時、ふたりは二十代の大学講師と十代の青年でありましたが、のちにそれぞれ文学者と画家への道を歩み、木田は有島の期待と励ましを受け、岩内に根差した数多くの絵画作品を生み出しました。 この展覧会では、改修工事のために休館中の岩内町郷土館から、有島武郎関連の資料を移し、木田作品とともにご覧いただく初めての機会です。木田の画家としての歩みは、有島の没後であったために、資料と作品の年代は重なりませんが、有島の存在が木田や岩内にもたらした影響を十分に感じることができるでしょう。 「木田金次郎の交流圏」の原点ともいうべき、有島武郎との関わりについて、故郷・岩内で感じていただく機会となれば幸いです
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