いろはに木田金次郎

いろはに木田金次郎


イベント詳細


春の企画展 「いろはに木田金次郎」 を開催いたします。
 木田金次郎(1893-1962)は、いまから100年前に、有島武郎より「その地に居られてその地の自然と人とを忠実に熱心にお眺めなさる方がいいに決まって居ます」という手紙(1917年11月3日付書簡)を受け、故郷岩内で過ごすことを決意し、この地で描き続けました。その作品は、岩内周辺を描いた風景画をはじめとして、花や果物といった静物画にも及び、画風は年代とともに変化をとげていきました。
 1994年の開館から23年間、活動を続けてまいりました木田金次郎美術館は、年に3回の展示替えを通じて、木田作品をさまざまな形で紹介してまいりました。変化に富んだ木田の作品を、生涯を通じてご覧いただけるのが、個人美術館を訪れ鑑賞する醍醐味ともいえるでしょう。
 今回の展覧会では、モティーフや画風の特徴などを、より親しみをもってお伝えできればと、遊び心もそえながら、カルタ風の解説を付けてみることといたしました。
 「いろはにほへと」と、いろは四十八音がすべて含まれている “カルタの読み札” から、木田作品のエッセンスを読み取っていただければ幸いです。

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