
目 次
- 表紙の作品「薔薇」
- 秋から春を迎える企画展
- 木田金次郎の室内風景
- 「馬の絵作品展巡回展」
- 「第27回ふるさとこども美術展」
- 回想-木田金次郎美術館設立までの歩み ②先進地の視察1
- めぐりあい
- 「『絵の町・岩内』まちなか美術館」を終えて
- 来館者45万人達成
- 追悼―小倉恵一先生
- しりべしミュージアムロード共同展
- 20回記念「ザ・ベスト展」
- 「第27回どんざ忌」のごあんない
- 木田金次郎むかし語り①
- 岩内町史巻頭を飾る「岩内港」
- Ochiro展に寄せて
- 編集後記
- 鑑賞スケッチノート&館日誌
表紙の作品 《薔薇》1957年 油彩・カンヴァス 38.0×45.2cm
白い花瓶に白いテーブル。赤いバラの花が目を惹く作品である。そのタッチは太く、大胆にスピーディに筆を走らせていることがうかがえる。
さらにこの作品で目を惹くのは背景のブルーである。垂直に走るタッチと水平のタッチが組み合わされた濃いブルー。
木田の使用した絵の具の色別分類(2019年博物館実習成果)でも、ブルー系を多く用いていたことが判明したが、色を重視してきた「カラリスト」としての木田には、この背景のブルーは、主役である花を引き立たせる、フィクションだが重要な色といえるだろう。(学芸員 岡部 卓)
木田金次郎美術館ニュース『群暉(くき)』
『群暉』は、美術館の情報誌です。誌名の『群暉(くき)』は、岩内の発展を作り上げたニシンの群来(くき)と、「落暉(らっき)」など、木田の描く太陽の輝きにちなんで名付けられました。
当館スタッフや、ボランティアのメンバーが、新たな作品を紹介したり、最新の展覧会情報や美術館をとりまくニュースを発信しています。また、木田とかかわりのあった方への取材や寄稿を通して、画家・木田金次郎の様々な面を感じていただける内容です。NPO会員・友の会会員の皆さんには、お手元にお送りしています。
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